日本海側の底引き網漁は、今月1日に解禁されたが、越前町の大樟漁港では台風10号の影響で出港できず、3日遅れのきょうから漁が始まった。漁港では、今朝水揚げされた高級魚のノドグロやカレイなどが並べられた。約40社の仲買業者が、威勢よく声を上げながら、目当ての魚を競り落としていた。越前町漁業協同組合によると、ことしは底引き網を仕掛ける浅瀬に大型のクラゲが発生したため、魚が傷ついたり、網に寄りつかなくなったりすることが心配されたが、きょうの水揚げはおおむね例年どおりだという。
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