北海道・大樹町にある港から中継で伝える。ロケットを宇宙に向けて発射する宇宙港(スペースポート)。発射場の一部が整備され、きょうお披露目会も開かれた。来年度の発射に向けて準備を進めている。きょうほお披露目式には宇宙事業の関係者など約200人が集まった。ここは民間に開かれたアジア初の商業宇宙港。大樹町は40年前から宇宙の町づくりを掲げ、研究機関やベンチャー企業の誘致を進めてきた。大樹町・宇宙航空課長・菅浩也さんに話を聞いた。菅さんは「ここにくるまで多くの町民の皆さん、漁業・農業関係者、関係機関の皆さんにご支援・ご協力いただいてここまでこれたと思っている。40年の多くの取り組みは、種子島のように国のロケットを打ち上げる射場を誘致する取り組みをしてきたが、そこから大樹町自らが射場を造ることに舵を切った。知見がないためアメリカの射場に視察に行ったり、JAXAや民間企業の知恵を借りながらここまで進めてきた」などと話した。総工費は43億円。そのうち約7割がふるさと納税などの寄付金で賄われている。大樹町にある大樹高校で2年前に発足した部活動「宇宙航空サークル」。ロケットを作ったり、子どもたちに教えたりしている。活動費は町が補助を出し、宇宙産業を担う人材の育成につなげようとしている。
