門脇さんは大河ドラマ「麒麟がくる」の熱演で注目を浴びた。名前の由来は、麦のようにまっすぐ伸びて育って欲しい思いから。また、父親が外国で見た広大な黄金の麦畑が忘れられなかったことも背景にある。昔は変わった名前だと言われて嫌だった時期もあったが、特にこの仕事を始めてからは、珍しい名前で覚えてもらいやすく気に入っていると明かした。父親の仕事の都合で5歳までニューヨークで暮らしていた。小さい頃から本の朗読や演劇が好きな子供時代だった。門脇さんは自分の声が好きだったという。また、バレエも幼少期から始め、中学生まで続けてプロを目指していたが、フィジカルの問題で努力しても世界で活躍するのは難しいと考えて役者の道を志した。門脇さんは父の影響で読書もして人生の大切な価値観も父から学んだ。しばらくは両親から芸能活動を反対されていたため、タップダンス・ジャズダンス・ボイストレーニングなどが学べるスクールに通い、大学受験をやめて芸能界に入った。バレエをやめてから思春期に入り、俳優になってからは感情を上手く出せないことに困惑していた。