桜の名所、一目千本桜の花からとった酵母を使った、みその仕込み作業が始まった。みそ造りは大河原町の観光物産協会が町の名産品にしようと、3年前から行っている。きょうは、角田市の就労支援施設でみそ造りの職人と施設の利用者たちが仕込み作業を行った。原料は大河原産にこだわった。大豆は町内で栽培、米こうじも町内の農家が作った。そして、酵母は一目千本桜の花びらから採取したもの。今シーズンは夏までに合わせて400キロを仕込む予定で、2か月ほど熟成させると「おおがわら味噌」が出来上がる。ことし10月に大河原町の売店やイベント会場で販売される予定。