廃炉に向けた作業の続く福島第一原発。去年最難関といわれるデブリの取り出しに初成功したが、ごく少量。青井さんが現地へ。最初に1号機から4号機まで見渡せる場所へ。14年前に水素爆発を起こした1号機では、放射性物質を含む粉塵の飛散を防ぐため大型カバーで覆う工事が進んでいた。建物上部にはいまだ瓦礫も。国と東京電力は2051年までに廃炉完了を目指しているが、3つの課題が。1つめは使用済み燃料の取り出しで、これはすでに作業が進んでいる。2つめは処理水。おととし初放出した。3つめは最難関の燃料デブリの取り出し。1~3号機に合わせて880トンあると推計されている。
燃料デブリはどう取り出すのか。青井さんは5号機を取材。X-6ペネという直径55cmの穴にロボットアームを通して採取するそう。青木さんは防護服などで完全防備をして原子炉格納容器内部へ。さらに奥に入ると制御棒が天井に無数にある空間に。この場所は真上に核燃料があり、放射線量も高い。緊張感の中で作業されていることを肌で感じたと青木さんはコメントした。燃料デブリの取り出しが初成功したのは去年11月。取り出せた燃料デブリは全体の880トンのうち0.7gのみで、途方もない時間がかかることがわかる。廃炉について東京電力小野さんは「第一歩を踏み出せたが、絵姿は描けていない」と話す。ただ、処理水の海洋放出により、1000基以上ある貯水タンクが減少してきているなど明るいニュースも。
燃料デブリはどう取り出すのか。青井さんは5号機を取材。X-6ペネという直径55cmの穴にロボットアームを通して採取するそう。青木さんは防護服などで完全防備をして原子炉格納容器内部へ。さらに奥に入ると制御棒が天井に無数にある空間に。この場所は真上に核燃料があり、放射線量も高い。緊張感の中で作業されていることを肌で感じたと青木さんはコメントした。燃料デブリの取り出しが初成功したのは去年11月。取り出せた燃料デブリは全体の880トンのうち0.7gのみで、途方もない時間がかかることがわかる。廃炉について東京電力小野さんは「第一歩を踏み出せたが、絵姿は描けていない」と話す。ただ、処理水の海洋放出により、1000基以上ある貯水タンクが減少してきているなど明るいニュースも。