都内のクリニックでは午前中だけで診察した108人中35人がインフルエンザと診断された。今月9日までの1週間に報告された全国のインフルエンザ感染者数は1医療機関あたり21.82人。前週の約1.5倍となり12週連続で増加した。(厚労省)。「警報レベル」の基準に達したのは岩手県、宮城県、福島県、埼玉県、神奈川県で東京都も都の基準で「警報」を発表している。病児保育はインフルエンザなどで保育施設が利用不可の際、一時的に子どもを預かる。きょう利用した15人中8人がインフルエンザ。感染が広がらないよう隔離室で専門チームが保育を担当。インフルエンザの影響により休校や学級閉鎖となっている保育所や幼稚園、小中学校、高校は全国3584で、前週と比べ1.5倍以上に増加。こうした中、民間の学童保育の利用者が増えている。学童クラブぐるんぱは学級閉鎖などで学校が休みの時、体調に問題ない子どもたちのため、学校に登校時間に合わせて開放。今後、インフルエンザはさらに感染が拡大するおそれがあり、徹底した感染対策が必要。
