関脇・大の里の強さについて元幕内力士・大至氏が解説。大至さんは「だれもが驚いているところ。心の深いところでの決心。土俵に対する心構え、日頃の稽古、相手をよく見るビデオを見ながら稽古している。結果の成果だと思う。七月場所と九月場所と急成長」などと述べた。小1で相撲を始め、中学・高校と相撲留学。アマチュア横綱2年連続。初土俵から9場所で大関へ。大至さんは「相撲内容が全然違う。興奮している。非常に素晴らしい相撲内容。左おっつけ、小指の使い方が違う。左をさすことで状態が起きてしまう。左さしを外側からあてがうしぼる、おっつけるをうまく使っていた。小指から握ることで脇がしまる、あてがうのも小指が大事。稀勢の里関の技をぬすんでいると思う。稽古だけでなく、あいた時間に研究して短い中でも素晴らしい成果が出る。大銀杏がゆえるかどうか。十一月場所、一月場所も優勝なら三月場所では横綱のぞめますからぜひやっていただきたい。今度は大の里関の研究が始まる。ここからが大の里関の本領発揮。来場所楽しみ。小指の使い方を見てください。歌を歌うときにも小指をしめることで体が一つになる。脇をあけながら気分よく歌うと自然と小指をしめることで表現力も声の出し方も増す」などと述べた。
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