日本相撲協会は今日、両国国技館で大相撲春場所の番付編成会議と臨時理事会を開催し、初場所で13勝を上げ直近3場所を三役で33勝と昇進の目安をクリアしたとして、琴ノ若の大関昇進が満場一致で決まり、伝達式が行われた。日本人が新大関に昇進するのは2年ぶりである。琴ノ若の祖父は元横綱の琴櫻で、師匠でもある父は元関脇の初代琴ノ若である。琴櫻の地元の鳥取県倉吉市では号外が配られ、市役所には横断幕が掲げられた。琴ノ若は今回の昇進を機に琴櫻の名を継ぐとみられたが、春場所までは大関・琴ノ若として土俵入りすることを決断した。大関・琴ノ若のデビューは3月の春場所で、5月の夏場所からは大関・琴櫻として土俵に上がる。