第96回米・アカデミー賞でオスカーを獲得した山崎貴監督がきのう帰国し、受賞の喜びを語った。山崎監督が手掛けた映画「ゴジラ-1.0」はアカデミー賞で視覚効果賞を受賞するアジア映画として初の快挙を成し遂げた。山崎監督は「字幕上映で日本人のキャストしか出ていなくてもハリウッドで北米で見られるようになってきてるっていう動きが確実に感じられた。いろんな意味で可能性が広がったということはすごく良かったんじゃないかなと思っています」と話した。会見の終盤には映画でヒロイン・大石典子を演じた浜辺美波さんがサプライズで祝福に駆け付けた。授賞式でのスピーチを反省していた山崎監督にツッコまれる浜辺さん。オスカー像を持たせてもらうと「思っていたよりすごく重たいですね」と話した。