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「大石直樹准教授」 のテレビ露出情報

今回は加齢による難聴。世界的な認知症の専門家で構成されるランセット委員会によると、45~65歳の中年期に聴力が低下すると、認知症の発症リスクは1.9倍にもなるという。耳の過牛にある有毛細胞が壊れると音を感じ取ることができなくなり、高齢になると高音から聞こえなくなる。話し方のポイントはゆっくり、はっきり、静かな場所で。聞きづらい音を聞こうとして脳により負担がかかることで、神経にダメージがかかり、認知症に繋がるとされ、難聴の人は記憶を司る海馬が数%小さかったという。さらに難聴でコミュニケーションが低下して孤立化するのもよくない。
難聴は予防可能な最大の認知症リスク要因とされる。若い時からイヤホンなどで大音量で超時間聞き続けたりしない。またジョンズ・ホプキンス大学の研究によると、認知症リスクが高い高齢者に3年間補聴器を使用してもらったところ、認知機能低下を48%抑制できた。補聴器を正しく使うには脳のトレーニングと補聴器の調整が必要。補聴器は高額だが、自治体によっては補助があり、医療費控除の対象にもなる場合がある。

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