火災は火が消防隊の制御下に入り、拡大の危険が無くなった状態を鎮圧。火が完全に消えて消火活動が不要になることを鎮火と呼ぶ。鎮圧後も熱源は残っており、完全に火種が無くなるまで虱潰しに消していくため時間がかかる。大船渡市の火災が起きた2025年2月の雨量は2.5ミリと観測史上最も少なく、当日には乾燥注意報や強風注意報も出ていた。2025年の冬は昭和21~22年の統計開始以降最も雨が少なく、大規模な林野火災が起きたエリアは平年に比べ40%程度の降水量だった。今年の冬は東海などで平年の20%程度の雨量で、気象庁によると去年の12月末から4週間の地域平均降水量は30年に一度の少雨と言われている。林野火災の出火原因の約6割は人為的なもので発生している。今年から新たに運用が開始されたのが林野火災注意報・警報。発令指標などは自治体によって異なり、消防庁が数衣装する発令の基準は前3日間の合計降水量が1ミリ以下で、直前30日間の合計降水量が30ミリ以下の時、または乾燥注意報が発表されている時に注意報が発令される。これらに加え強風注意報が出されると警報が発令される。注意報では屋外の火の使用中止の努力義務が発生。警報では屋外での火の使用が制限され、違反すると30万以下の罰金または拘留といった罰則がある。火災警報は気象庁が出す警報は異なり、消防法に基づいて市町村等が出すものであり、強い罰則や制限が伴うため自治体は発令をためらう傾向にあった。そのため臨機応変に注意報などを出せるようにした。注意報などは今年1月からスタートしている。
