きのう行われた日本スポーツ賞の表彰式。大会MVPにも輝いた大谷翔平選手がビデオメッセージで感謝の思いを口にした。その大谷選手をプロ1年目から栗山英樹さん。昨季の大谷選手の活躍を「あんなホームラン数では納得はしない。日本人がメジャーでホームラン王をとるのは日本で野球をやっている人間の夢。褒めてる場合ではない」と話した。また、投打二刀流でプレーすることについては「投打2つやることで物事の考え方がシンプルに。投打2つやって良さが出る選手と僕は思っていた」と話した。そんな中、打者に専念する今季については「彼の特徴はみんなをびっくりさせること。74~75本打ってほしい。お願いします!ボンズのHR記録を超えてください!」とエールを送った。一方で日米通算203勝で野球殿堂入りを果たした黒田博樹さん。広島のエースとして通算124勝をあげ、2016年には25年ぶりのリーグ優勝にも貢献。ドジャースでも4シーズンプレーし、2度の地区優勝を果たした。殿堂入りを受けてドジャースが「黒田はドジャースのクラブハウスの隅々までとてつもない尊敬を集めた。殿堂入りおめでとう!」と祝福。その黒田さんはドジャースの後輩・大谷選手へ「日本の代表として沢山のものを背負ってグラウンドに立っていると思うので、今後、日本からアメリカに行く選手に少しでも勇気を与えられるように頑張ってほしい」とエールを送った。