金曜日、ナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗を喫したドジャース。ワールドシリーズ3連覇の夢は潰えた。試合後、大谷翔平は「このメンバーでできるのも最後だし、本当に悔しいという思い」などと語った。この試合で大谷はポストシーズン1号となるホームランを放ち、感情を爆発させた。実に116打席ぶりの一発だった。大谷はこのポストシーズンの打率で2割を切るなど、本来の実力とはかけ離れる結果となっていた。なぜここまでの不振に陥ったのか、メジャーリーグのデータを解析するスタットキャストのアドラー氏は「タイミングがズレていて、いつものように強い打球を打てなかった。ポストシーズンではボールを捉えるポイントがとても深くなっていた。ボールを引き付けすぎると強い打球は打てず、逆方向への弱い打球になってしまう」などと分析した。実際にポストシーズンで大谷の打球は63%が逆方向へ行っており、ポストシーズンに出場した全選手の中で最も高い割合だった。大谷本人も会見で「長打に関してはポイントの問題」と自己分析していた。大谷に生じていたタイミングのズレを、ブルワーズバッテリーは狙った配球をしていたという。アドラー氏は「投手陣はとにかく速球で攻めた。大谷はいつものような速球への対応ができていなかった」などと語った。ブルワーズ投手陣は対大谷で150km/h以上のボールを、4戦通算で67%の割合で投じていた。
