パリオリンピック最終選考となった東京マラソン。日本勢トップに西山雄介選手(29)が入ったが、設定タイムに届かず最後の1枠に大迫傑選手(32)が内定した。昨日のレースでは日本記録保持者の鈴木健吾選手(28)などトップ選手が設定タイム2時間5分50秒を目指す。ペースメーカーの速度が一定ではなくなり、選手にとっては難しい状況になった。27km地点で鈴木健吾選手が日本選手トップ集団から遅れるも30km地点でペースメーカーが外れると西山選手が前に出て日本選手トップに躍り出た。しかし日本選手トップ9位でフィニッシュするが設定タイムには41秒届かなかった。この結果、男子マラソンの内定3選手が決定した。最後の1枠に入った大迫選手はトラック競技を含めるとリオ・東京に続き3大会連続のオリンピックとなる。