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「父・昌彦さん」 のテレビ露出情報

吉野川の観光名所「大歩危小歩危」。2億年の時を経て形作られた渓谷美が8キロにわたって続く。この山里が今回の旅の舞台。訪ねたのは知る人ぞ知るこの地の恵み。地域で親しまれる山のお茶。険しい地形で大量生産は難しいこともあり、流通先は限られてきた。山々が日陰を生むこの地の茶畑は日照時間が短いことで渋みの少ない茶葉が育つ。そのため加工の時間を減らし茶葉本来の香りを残すことができる。その魅力を広めようと取り組んでいるのが老舗茶園の3代目曲大輝さん。23歳の時にUターンし父の元でお茶づくりを学び始めた。次第にその面白さにのめり込んでいった。これまでの緑茶に加え同じ茶葉から和紅茶からウーロン茶など20種類以上の商品を開発。営業にも奔走し県内30箇所に卸先を広げた。
大歩危小歩危にほど近い山の麓の商店街。ここに地元の人や旅行客にも人気の憩いの場がある。築百年の古民家を改装したバル。営むのは大野健さん。店自慢の味はお客さんと一緒に磨いてきた。このバルがオープンしたのは9年前。父が60歳を過ぎて構えた念願の店だった。しかし父はその1年半後病気で他界。急な別れでバルを受け継ぐと決めたのが当時店を手伝っていた大野さん。一方でふるさとに魅力を抱けず海外に出て自分の生き方を探す道を捨てきれずにいた。その思いを塗り替えたのがバルで得た出会い。中でも特別な有人となったのがアメリカからの2人組。この山里で生きる大野さんに惚れ込み度々訪ねてくれた。そして自らも父親となった大野さんが今力を入れているのがふるさとを未来に繋ぐ活動。町の空き施設を活用したロッジなどもオープン。旅行客に地域の暮らしを伝える様々な企画を生み出し続けている。大野さんは「自分にできるのは外国や県外から来た人達とここに住んでいる人達を繋ぐ役割。お互いにとって良い交流が生まれる場所をずっと作っていきたい」という。また大野さんは町の歴史を伝えるアプリ開発にも取り組むなど新たな挑戦を続けている。

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