「一番マグロ」が1億円を超えたのは4年ぶり。最高値の推移を見てみると、2013年に初の1億円超えとなる1億5,540万円となった。築地から豊洲市場への移転後、初の競りが行われた2019年には3億3,360万円と史上最高額で競り落とされた。その後、コロナ禍もあって相場は下がったが、今年の一番マグロは1億1,424万円となった。青森県・大間港産の238キロの本マグロで、競り落としたのは4年連続「一番マグロ」を競り落としている都内寿司店などを経営する「オノデラグループ」と水産仲卸業者「やま幸」。1億以上の値段がついたが、「やま幸」の社長は「正月、暗いニュースがあり自粛するか話し合った。ただ、明るいニュースも必要なのかなと思い『やりましょう』となった」と話す。競り落とされた一番マグロは表参道の店舗で解体されたあと、1人1皿限定、1,080円の「トロと赤身のセット」を国内4店舗で提供するという。佐々木アナは「質からすると相当お安くしていただいているんでしょうね。お得だなという感じはありますが、私と堂さんは同期で入社した年に『マグロ』っていうドラマをやった年なんです。それで入社式に渡哲也さんがいらっしゃってくださって。なのでマグロへの思いは強いですよ」などと話した。
住所: 青森県下北郡大間町大字大間字根田内10