(中継)群馬・上野村。520人が犠牲となった日航機墜落事故から今日で39年。事故現場、御巣鷹の尾根の麓では、追悼慰霊式が午後6時から行われ、亡くなった人の数と同じ520本のろうそくに火がともされ、黙とうがささげられる。会場にはマリーゴールドの花が飾られている。このマリーゴールドには地元の子供たちの思いが込められている。1985年8月12日、羽田発大阪行きの日本航空123便が墜落し、520人が犠牲になった。それから39年となった今日、慰霊登山に訪れた遺族からは、事故の記憶をつなぐ大切さを訴える声が相次いだ。参加した遺族は68家族、230人。高齢化が進み、伝承が課題となっている。そこで地元の小学校では風化を防ごうと、事故の翌年からマリーゴールドを育て続けている。マリーゴールドとともに地元の子供たちがつないできた事故の記憶。今年も空の安全への祈りがささげられる。
住所: 大阪府豊中市蛍池西町3-555
URL: http://osaka-airport.co.jp/
URL: http://osaka-airport.co.jp/