和田さんは気象レーダーについては電波を使用して雨を観測するもので電波を発射し雨粒にあたり跳ね返った電波を受信する。雨がどこにどれくらいあるかが知ることができる仕組みだという。既存のレーダーは1本のアンテナで1本のビームを出して一回転して観測しているのに対し、フェーズドアレイ気象レーダーは100本以上出ているという。一回転しただけで高さ方向の情報も取れるのが特徴。雲を一気にスキャン出来、高度15キロほどまで一気に捉えることができる。また観測時間でも従来のものは5分から10分かかるのに対し、フェーズドアレイ気象レーダーは30秒。これなら発生してから落ちていくところまでみれるという。