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南海トラフ巨大地震について河田さんは「いつ起こってもおかしくない状態ですね。」などと話した。南海トラフ巨大地震は過去の調査や文献によって100年から200年感覚で繰り返し発生していることが分かっている。ここ最近は90年から150年とその周期が短くなっていて直近1946年の地震発生からは既に約80年が経過しているためいつ起こってもおかしくないと言われている。他の地震は出てないってことですかとの質問に対し河田さんは「記録として残っているのはこれだけなんですね。」などと話した。最も被害の出る場所がなぜ大阪なのかについて「津波がマグニチュード9で起こると大阪には3.8mの津波が2時間後にくる。そうすると防潮堤を乗り越えてくる。」などと話した。それが来るとどれくらいの方が亡くなるのかについて「大阪だけで13万人亡くなりますね。13万人というのは東日本大震災と同じように住民の27%が避難しないという条件。」とした上で「岩手県でも地震が起こってからおよそ30分時間があった。必死に逃げていたら多くの人は助かっていた。」などと話した。
土木学会から工事をしようって声が出てきたけど作る気配がないという意見に対して河田さんは「やっぱりお金がないんですよ。災害って地震だけじゃないですから、他のことを考えたら限界がある。津波の1波で大阪には1億3000平方メートルの水が入ってくる。」などと話した。どこに逃げればいいのかについて「今の形では第1波くるのに2時間かかりますから2階にあがっていただいたら助かるんです。」などと話した。地震について河田さんは「起こることは間違いないんだけれども、いつ起こるかということは今の科学では分からない。南海トラフの地震って過去にも1000回以上起こってるんですよ。そのうちの9回分ですから短くなってるっていう傾向は全体の傾向とあっているか分からない。南海トラフの地震は100万年前くらいから続いてるんでその記録が1500年くらいはあるということなんですよ。」などと話した。その上で「予知できないとなると準備しないじゃないですか。ちょっとしたヒントがあればそれを使って準備をしていただきたいということなんですよ。住民はこのないのが分からないなら何もしないっていうのが一番怖いんですね。あれをきっかけに備蓄をやっていくことに繋がれば実質的に被害は小さくなるわけですね。」などと話した。
世界中の地震の情報を集めて解決することはできないのかとの質問に対し河田さんは「日本が一番進んでいますのでね。日本ほど進んでいる国はないんですよ。ですからアメリカ合衆国とかと共同研究しても日本の意見が全てなんですよ。」などと話した。地震雲などについて「あるところでは真実かもしれません。それが共通の知識にはならない。」などと話した。地震速報について「あれは地震が起こってS波とP波っていうスピードの違う差を利用してアラートを出しているわけ。」などと話した。緊急地震速報のしくみは地震が起こるとS波とP波が発生する。早いスピードで伝わるのがP波。スピードは遅いが揺れが強いのがS波。気象庁では先に到達するP波を解析してS波の到達前に緊急地震速報を出そうという取り組み。河田さんは「学問としての地震予知と被害を少なくしなければならない地震予知は違う。政府としては国民の被害をできるだけ少なくしたいのでそういう機会に準備してくださいということをメッセージとして残してる。」などと話した。食料の備蓄をどれくらいすればいいのかについて「南海トラフでいうと、ご家庭で1週間分はもっていただかないといけない。3日では足らない。29都府県707市町村。人口として6100万人が直接影響を受けるということが分かっている。」などと話した。

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