人口1人当たりの都市公園面積は全国最下位と緑が少ない大阪。9月、大阪の一等地に「グラングリーン大阪」が誕生。この近辺はかつては田んぼが多かったが、大阪駅の開業などを契機に急速に都市化。貨物駅跡地の再開発を巡って「新しいビルで埋め尽くしたほうが経済効果が高い」との意見もあったが、NYセントラルパークのような施設を目指して開発されることが決定。
三菱地所が手掛けた「グラングリーン大阪」。目指したのは緑とイノベーションの融合。建物がある部分にもテラスを配置するなどして、敷地全体で緑を感じられる施設に。駅周辺にもともと生息していた植物など20種・1600本以上の多様な樹木が植えられる計画。公園の存在はヒートアイランド現象の緩和にも役立つという。複合施設のビル地下50mには帯水層があり、これを空調に活用。標準的なビルに比べ、CO2排出量を35%以上削減することが目標。
三菱地所が手掛けた「グラングリーン大阪」。目指したのは緑とイノベーションの融合。建物がある部分にもテラスを配置するなどして、敷地全体で緑を感じられる施設に。駅周辺にもともと生息していた植物など20種・1600本以上の多様な樹木が植えられる計画。公園の存在はヒートアイランド現象の緩和にも役立つという。複合施設のビル地下50mには帯水層があり、これを空調に活用。標準的なビルに比べ、CO2排出量を35%以上削減することが目標。