大阪・関西万博は開幕まで4日。きょうは国内外のメディアに展示内容などが公開された。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。参加国が自ら建設する海外パビリオンは42で工事の遅れが懸念されていたがきょうは26が公開された。オーストリアのパビリオンは画面をなぞった動きに合わせてAIが音の高低・強弱などを調整し演奏する。空飛ぶクルマのデモ飛行も行われた。手掛けたのは日本のベンチャー企業。ドローンなどの技術を応用し電動飛行する。国際赤十字・赤新月運動館では世界中で起きている人道危機を知ることができる。今回の万博は158の国と地域が参加する。パレスチナはまだ届いていない展示物がありイスラエルの影響だとしているがイスラエル側は否定している。今月行われたテストランでは、主催者が「並ばなくい万博」を目指していたが入場ゲートや人気パビリオンで長い行列が発生。また会場の地下空間で基準値を上回るメタンガスが検出されたことが判明し博覧会協会は追加の対策を講じている。