大相撲春場所で霧島が14場所ぶり3度目の優勝を飾った。きょう視聴者から募集する意見は「霧島優勝で大関返り咲きへ。今場所あなたが注目した力士は?」。霧島は直近3場所で大関昇進の目安を上回る34勝をあげ、返り咲きが確実となった。現在の制度になってから、平幕以下に降格した力士が大関に再昇進するのは史上3人目。大関陥落から約2年、苦難を乗り越えた裏側には、愛する子どもたちと交わしたある約束があった。モンゴル出身の霧島が来日したのは2014年。陸奥部屋に入門すると相撲未経験ながら、遊牧生活で鍛えた足腰を武器に、入門から約6年で新入幕になった。2023年の春場所で初の幕内優勝を飾った。続く5月場所でも好成績を残し、27歳で大関昇進を果たし、次は横綱との期待も集まった。しかし首のけがに悩まされ大関在位6場所で陥落。当時の様子について、同じモンゴル出身力士で霧島が兄貴と慕う元小結の白馬さんによると、綱取りを逃した精神的ショックから思うような相撲が取れず、けがに繋がったとのこと。12日目、優勝争いをしていた横綱・豊昇龍との取組で、12勝3敗で3度目の優勝を果たした。その隣には両手をあげて万歳をする長女・アヤゴーちゃんの姿があった。千秋楽後に行われた優勝パレード。建物から出てきた霧島は紋付袴ではなくまわし姿。小雨が降る中、異例のまわし姿でのパレードとなった。日本相撲協会は明日、臨時理事会を予定していて、昇進が正式に承認されれば2年ぶりの大関返り咲きとなる。
