高校野球では3月18日開幕のセンバツ出場校が発表された。春連覇を狙う山梨学院や大阪桐蔭など9校の優勝経験校が名を連ねる中、強豪ひしめく近畿大会でベスト4となった和歌山の耐久が初出場。ペリー来航以前の嘉永5年創立の創部120年目。能登半島地震被災地となった石川からは星稜と日本航空石川が選出。中には涙を浮かべる選手も。現在は系列校がある山梨に避難して練習に取り組んでいるが、チームの約半数がまだ合流できていない状況。日本航空石川の寳田主将は「甲子園という舞台で戦えることに感謝の気持ちを持って、まだ来られていない仲間ともしっかりこの喜びを味わって、全員ひとつになって頑張って行こうと思います」と語った。