1700人以上を収容する県内最大級の文化ホールを備える千葉県文化会館。老朽化のため、2年以上にわたって休館して大規模な改修が行われていたが、このたび工事が終わり、内部が報道陣に公開された。建物は戦後を代表する建築家の1人、大高正人氏が設計したもので、床のタイルによる幾何学模様と高い天井が印象的なロビーのデザインのほか、音響に定評のあるホールの構造などを維持しながら耐震性を強化したという。千葉県文化会館は来月13日にリニューアルの後、初めてとなる公演が開かれ、オーケストラや雅楽などの演奏が披露される予定。