国立大学病院の病院長らの団体はきのう、44の大学病院の今年度の損益が過去最大の400億円の赤字になる見通しだと発表した。診療材料の価格高騰による医療費の増加や、働き方改革に伴う人件費の増加で支出が大幅に増え、新たな医療機器の購入を控えるなどの影響がすでに出ているという。また、1か月以上の休みをとる医師や看護師の割合が急増しているという。団体は「今年度経営危機にある病院はもう来年まで待てない」として今年秋の臨時国会での予算措置のほか、来年度の診療報酬の改定率の大幅な引き上げなどを国に求めていくとしている。
