真田丸を築くにあたって既存の寺が活用され、食事や休息をとれる宿舎として利用できたという。また、崖に取り囲まれ、敵襲を阻む要害となっていた。今回、得られた地形データ、文献などをもとに仮想空間に真田丸の再現を試みた。弾雨が降り注ぐなか、徳川軍は鉄砲、大砲の攻撃から身を守る塹壕を掘り進めた。塹壕で接近し、築山から銃撃しつつ、地上からは足軽たちが突撃を仕掛けるも、真田丸には大狭間筒という巨大な銃が用意されていたという。重さは火縄銃の3倍以上で、放たれる銃弾は鎧を貫通する力を持っていた。
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