能登半島地震の発生から1年半。被災した輪島朝市の人たちは、出張朝市という形で市内の商業施設で商いを続けている。今年春頃から観光バスが来るようになり、観光客が増えてきた。去年9月の記録的豪雨で被害を受けたもとやスーパーにも観光客が立ち寄ることがある。一方、宿泊施設は足踏みが続いている。お宿たなかでは復興関係者の予約もなくなり危機感が募る。輪島市で営業を再開した宿泊施設は半数程度。輪島温泉八汐は中規模半壊と判定され、公費解体で取り壊される予定。営業再開の見通しは立っていない。常務の谷口さんは輪島の観光を復興させるため、温泉むすめプロジェクトへの参画を計画している。
住所: 石川県輪島市