天皇陛下がテムズバリアを訪問した。水門の仕組みや運用状況などについて説明を受けた。テムズ・バリアは北海の高潮による洪水被害を防ぐため1982年につくられた世界最大の可動式水門。天皇陛下はオックスフォード大学で18世紀におけるテムズ川の水運の歴史を研究していた。今回の訪問でテムズ・バリアの視察を希望したという。天皇陛下は水を巡る問題をライフワークとされているがその研究の原点とも言えるのがテムズ川。天皇陛下は「テムズを見ながら川沿いをジョギングした日々など数え上げたらきりがありません」などと話した。天皇陛下は明日午後からチャールズ国王夫妻による歓迎式典に出席される。