先月大阪市で行われた天神祭。天神祭は菅原道真の死後に流行した災い・疫病を鎮めるために始まった祭りとされる。コロナ禍により、完全復活するのは4年ぶり。小学6年生の田川くんは神様の使いである神童に選ばれ、祭りの当日は重要な役割を担う。神童は祭りが終わるまで、身を清める生活を求められる。祭り当日、田川くんは化粧をし、装束を身にまとうと、鉾流神事に臨んだ。本宮で行われる陸渡御では、3000人の行列が大阪の街を彩り、玉神輿も天満宮を出発した。神輿は4年ぶりの船渡御へ。神様が船から街を見守り、宮入も無事に終わった。