静岡県浜松市にある天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅。昭和レトロたっぷりな雰囲気で人はまばらですがお昼を過ぎると大にぎわい。キャンセル待ちが出るほど人気となっている観光列車に次々お客さんが。この様子を見た地元の人は「こんなに乗れるんだ。いつもガラガラだけど」と驚きを隠せません。車内では出発前からビールで乾杯。ビールサーバーから注がれるよく冷えた黒ビールと静岡麦酒が何杯でも飲み放題のビール列車。天竜二俣駅を出発し新所原駅で折り返して戻ってくるおよそ3時間の旅。乾杯の合図で列車は出発。すぐに天竜川を渡り、5分もたたないうちに早速おかわり。毎年来ているという80代の女性も。ビールのお供は浜松名物のギョーザ。キャベツの甘みが広がるあっさりとした味わい。枝豆・ポテトなどのおつまみもついている。浜名湖の絶景を楽しみながら飲むビールは格別です。湖畔にある浜名湖佐久米駅を通過する際にはキラキラ光る湖の上を走っているような錯覚に。出発から1時間20分、折り返しの新所原駅に到着し旅は後半へ。じゃんけん大会の景品はまたビール。この日取材した中で一番飲んでいたのは埼玉から来た40代の男性で10杯。天竜浜名湖鉄道のビール列車は飲み放題と食事、1日フリー切符がついて6000円。9月まで開催している。