今月、戦後80年の節目にあたり、太平洋戦争の激戦地・沖縄を訪問された天皇ご一家。愛子さまにとっては初の沖縄訪問となった。糸満市にある「国立沖縄戦没者墓苑」では納骨堂の前の供花台に白い花を手向けられた。その後、戦争で家族を亡くした人らとも交流。予定にはなかったが30分ほど話されていた。平和祈念資料館では展示された生存者の証言などを見学。愛子さまは窮屈な防空壕の中で住民が住民を窒息死させるところを目撃したという当時14歳の証言を真剣な表情で読まれていた。翌日に訪問されたのは学童疎開船「対馬丸」の記念館。子どもたちの遺品である授業のノートなどを真剣な表情で見られていた。対馬丸の悲劇を目の当たりにするのは両陛下にとっても愛子さまにとってもこれが初だという。