下半身まひとなり入院していた“ひろみちお兄さん”こと佐藤弘道が奇跡的に回復し、元気に歩く姿を公開した。きのう所属事務所のSNSで直筆メッセージとともに動画を公開。佐藤は約2カ月前「脊髄梗塞」を発症し、下半身まひ状態となり活動を休止。脊髄梗塞は前触れもなく突然背中に痛みが生じたあと足などにまひや感覚障害が出るという。昨日の動画では支えなしで自ら歩き立ちながら退院を報告。足立慶友整形外科・北城雅照理事長は「奇跡的な回復」などと話す。佐藤は1993年からNHK「おかあさんといっしょ」に“体操のお兄さん”として12年間出演。「めざましテレビ」でも2007年に体操の振付を担当。退院はしたがまだ下半身に「まひ」「しびれ」が残り失った機能もあり元の歩き方はできないというが、次のステップに向け通院、自宅リハビリを続けるとしている。今後は医師の判断を仰ぎながら可能な範囲で仕事も再開する予定。