TVでた蔵トップ>> キーワード

「太田記念美術館」 のテレビ露出情報

今回は歌川広重が江戸城内で描いた景色の現在を探る。歌川広重「名所江戸百景虎の門外あふひ坂」(太田記念美術館蔵)を紹介。江戸城の防備や上水源として利用された人工の池“溜池”の水の落とし口があった。この滝は音から“どんどん”と親しまれ、広重だけじゃなく葛飾北斎も描きたくなるほどの名所だった。現在は埋め立てられ面影はないが、現在の溜池交差点あたりまで広がっていた。現代とつながりを残す1枚が二代歌川広重「江戸名勝図会虎の門」(国立国会図書館蔵)。二代歌川広重は初代歌川広重の弟子で婿養子となり名を継いだ。金毘羅大権現は大名屋敷に勧請され、毎月10日に限り参拝できた。金毘羅大権現の現在を調査。金刀比羅宮は1889年に改称し、現在も“こんぴらさん”と親しまれている。一ヵ所だけ絵と全く一緒な場所がある。金毘羅大権現の鳥居が江戸時代から残っている。中国神話に登場する東西南北を守護する神獣・四神が彫刻されている。
今回は歌川広重が江戸城内で描いた景色の現在を探る。地下鉄溜池山王駅で探すのは二代歌川広重の「東都三十六景山王権現雪中」(国立国会図書館蔵)。描かれているのは永田町にある日枝神社。江戸時代には江戸城の鎮守として徳川家に崇敬されていた。宝物殿には国宝や重要文化財など徳川将軍家ゆかりのものが所蔵されている。絵には現存するものが描かれている。本殿を背にまっすぐ進んだ先に描かれていた石段が見えてくる。“男坂”とも呼ばれる表参道で、エスカレーターがある山王橋は後に作られた。太田記念美術館学芸員・渡邉晃さんの「浮世絵でたどる!江戸の凸凹地形散歩」は刊行中。
住所: 東京都渋谷区神宮前1-10-10
URL: http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月4日放送 1:16 - 2:46 NHK総合
たたかう蔦屋重三郎 いざ!三本勝負(たたかう蔦屋重三郎 いざ!三本勝負)
蔦重が江戸の読者を驚かせた傑作を紹介。画本虫撰は、狂歌と絵を一緒に載せており狂歌絵本と呼ばれる。駆け出しだった喜多川歌麿が絵を描いており、歌麿は蔦重が見出した秘蔵っ子だった。光るトンボの羽根は雲母の粉を使った雲母摺という技法。とうもろこしはひと粒ずつデコボコと盛り上がっていた。浮世絵研究家の浅野さんは、徹底的にリアルに描く執念がある、最高級の彫師、摺師を動員[…続きを読む]

2025年4月1日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングGOOD!いちおし
テーマは「浮世絵でたどる江戸名所巡り第5弾」。太田記念美術館学芸員・渡邉晃さんと東京・浅草の雷門から今桜の見ごろを迎える隅田川沿いの江戸名所を探訪。歌川広重「名所江戸百景浅草金龍山」を紹介。最初の江戸名所は浅草寺。飛鳥時代628年に創建され、足利一族や徳川家康など武将の崇敬を集めた都内で最も古い寺と言われている。この絵は歌川広重が安政時代に起きた歴史的出来事[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.