16日のNY株式を確認。決算を発表した銘柄が重荷にとなり上昇が続いた株式相場に一服感が見られた。ダウは120ドル以上下げて取引開始、午後にかけても軟調な値動き。決算での見通しが嫌気されたシスコシステムズやウォルマートが押し下げたほか、原油安に伴いエネルギー関連がウラれている。朝方に発表された失業保険受給者総数は約2年ぶりの水準まで悪化、高金利が長く続くとの見方は一段と後退しているようだ。長期金利は低下し、ナスダックは一時プラス圏に浮上したが、前日の終わり値を挟み方向感にかける展開となっている。続けて為替の値を伝えた。