去年の全国の落雷回数は約458万回と、2015年の約1.8倍になっている。雷が鳴ったら、木・広場から離れ、建物や車に避難をする。避難場所がない場合は、その場に足を閉じてしゃがみこむことが最終手段となる。去年9月、栃木・真岡市の音楽イベントで、落雷が原因とみられる事故でスタッフ6人が搬送された。また、今年4月、奈良市内の学校のグラウンドに雷が落ち、中高生6人が搬送された。このような落雷事故を受け、大阪市の大阪府立東住吉高校では、雷探知機を導入したという。雷探知機を作る日辰電機製作所では、例年の4倍ほどの問い合わせが来ている。