「秒速5センチメートル」の原作は世界的アニメーション監督の新海誠。センチメンタリズムが凝縮された新海ワールドの原点ともいえる作品。主演の松村北斗は実写化にあたって「すごく挑戦的で怖いって言葉を使っても間違いないような恐ろしさはあったんですけど生身の人間がこの物語をやっているのを見てみたいっていうワクワクというかゾクゾクがあったこともすごく覚えてますね」と語った。監督は米津玄師や星野源のMVなどを制作してきた奥山由之。原作を膨らませ大人時代の主人公・貴樹の気持ちに全力で寄り添い作り上げた。松村は映画について「見終わって劇場を出た後、その街であったりとか空であったりとかなんでもなかった日常とか道がやたら素敵に思えるってなるような作品だと思います」と語った。