スタッフは和歌山県のポツンと一軒家の主、有さんに話を聞いた。有さんは炭焼き職人で、一番奥にある炭小屋に紀州備長炭の炭窯があった。紀州には後継を育てる指導製炭師がおり、その人たちが窯を作った。紀州備長炭は白炭、岩手などの作業は黒炭と言われる。あらしという精錬作業によって炭を硬化させたあと、エブリという道具を使って炭を取り出す。姥目樫と粗樫を炭の材料にしている。紀州備長炭を名乗っていいのはこの2種類だけ。2週間ごとに製炭している。スタッフはあす木焚べの作業を体験することになった。
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