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「嫦娥6号」 のテレビ露出情報

月を巡る新たな動き。地球から月は常に同じ面しか見えず、裏側は見えない。裏側に回り込んで、岩石などのサンプルを採取し、地球に持ち帰ろうと中国があす探査機を打ち上げる予定。月を舞台にした開発競争、激しさを増している。中国・海南島にある発射基地の発射台から、あす「嫦娥6号」が打ち上げられる。打ち上げを前に取材に応じた中国宇宙政策の担当者は「全人類により多くの科学的価値をもたらすことを望む」と述べた。あす、打ち上げられる無人の月面探査機「嫦娥6号」が目指すのは、地球からは見えない月の裏側。月を舞台にした各国の動き。初の着陸成功は、1966年・旧ソビエト。その3年後、米国が有人着陸に成功。「人間にとって小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」ということばが有名になった。そして中国、インド、日本もことし1月、「SLIM」が着陸に成功。一方、岩石などのサンプルを採取し、地球に持ち帰る「サンプルリターン」は、米国、旧ソビエト、中国が成功している。中国がねらいを定める月の裏側。2019年には、「嫦娥4号」が世界で初めて着陸に成功。今回、サンプルリターンを目指す。
地球からの電波が届かず、直接、通信もできないため、探査機の制御はより困難だとされる月の裏側。今回の計画では、ことし3月に打ち上げた中継衛星を用いて、月の裏側と地球の間で通信を行うことにしている。中国のねらいはなんなのか。月の探査に詳しい惑星科学者・元JAXA(宇宙航空研究開発機構)・寺薗淳也さんは「(月の)裏側からサンプルを持ち帰ること自体が、世界に先駆けて中国の月探査が進んでいると印象付けることに大きな貢献をする」とお述べた。何があるのか、はっきりと分かっていないという月の裏側。寺薗さんは「何が出てくるのか見に行くというのも、1つの今回のミッションの大きなポイントになる」、競争が激しくなっている?「月面基地をつくるという点が大きい。早いうちに自分たちの影響力を残しておきたい。各国ともそういう思惑がかなりあるのではないか」と述べた。
米国は国際月探査プロジェクト・アルテミス計画を主導。アポロ計画以来、約半世紀ぶりに、月に宇宙飛行士を送り込むことを目指している。アルテミス計画には日本も参画。JAXA(宇宙航空研究開発機構)が、トヨタ自動車などとともに、有人月面探査車の開発を進めている。これとあわせて日本人宇宙飛行士が2回にわたり、月面に着陸する機会を得ることになった。
いま米国が力を入れているのが民間企業の活用。月やその周辺を舞台に新しい技術開発でビジネスを展開しようと民間企業を国が後押し。ルナエコノミーと呼ぶ新たな経済活動の場を生み出そうとしている。アルテミス計画のもと、NASA(米国航空宇宙局)は、月面に物資を輸送する手段の開発を民間に委託する計画で、現在10社余を選定。2028年までに最大26億ドルの資金提供を行う予定。援助を受ける企業の1つ、宇宙開発企業を取材。月着陸船「ブルーゴースト」を開発。ことし中に1機、さらに2年後の2026年にもう1機の打ち上げを目指している。宇宙開発企業・ビルウェバーCEOは「NASAプロジェクトがなければ、我々も他の企業も“月に行く”とは言えなかった」と語った。ことし打ち上げ予定の着陸船では、実験機器10台を月面に届ける予定。
NASA(米国航空宇宙局)以外にも米国・国防総省の研究機関も民間企業14社を選び、通信や建築など、さまざまな分野で月面でのインフラの構築に関する研究プロジェクトを進めている。巨大3Dプリンターで建物を作る技術などは、火星を想定した環境で約1年間生活する実験ですでに使われている。民間企業の活用について、NASAのプロジェクト担当者・ジョエルカーンズ博士は「(目的は)国内外の客に月面着陸を定期的に提供する企業集団を構築すること。初期の着陸では失敗することも承知の上だ」と述べた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月25日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
中国の独自の宇宙ステーション「天宮」は2022年に完成した。現在宇宙飛行士は常駐しており、年2回交代要員を送るために宇宙船を打ち上げている。数年以内には外国人宇宙飛行士としてパキスタンの宇宙飛行士を初めて滞在させると発表している。中国の宇宙開発は着実に力をつけており、月の裏側に無人の月面探査機を送り、土壌などのサンプルを持ち帰ることに成功した。この土壌は現在[…続きを読む]

2024年10月16日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,全力TIMEライン
中国の宇宙当局は15日、宇宙分野を中心とする中長期計画を発表した。その中で2035年までに、生命が住める地球型惑星の発見などの分野で重要な成果を相次いで出し、地球外生命体の探索を実施すると明記した。中国は今年6月、無人探査機「嫦娥6号」を使って月の裏側で採取した土のサンプルを世界で初めて地球に持ち帰っていて、米国などと激しい宇宙の開発競争を繰り広げている。[…続きを読む]

2024年6月30日放送 8:00 - 9:54 TBS
サンデーモーニング(一週間のニュース)
6月25日火曜日、月の裏側で活動していた中国の無人探査機「嫦娥6号」、この日、内モンゴル自治区に帰還した。世界で初めて月の裏側から土のサンプルを地球へと持ち帰った。中国はこの嫦娥と名付けた探査機による宇宙開発を2000年代から加速。今回「嫦娥6号」が月の裏側から土壌などを持ち帰ることに成功。月の裏側からのサンプル持ち帰りは初。今回、中国の「嫦娥」が着陸したの[…続きを読む]

2024年6月29日放送 7:00 - 7:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
中国の無人の月面探査機「嫦娥6号」が月の裏側で採取し、世界で初めて地球に持ち帰った土壌などのサンプルについて中国国家宇宙局は28日、初期調査の結果、目標の2000グラムに近い量が採取できたことを明らかにした。中国としては、月の裏側のサンプルの研究を米国に先行して行い、今後の月探査や開発をリードしたいねらいがある。

2024年6月26日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
中国国家宇宙局は、サンプルを収めた「嫦娥6号」のカプセルが日本時間きのうの午後3時すぎに中国北部にある内モンゴル自治区の指定された場所に着陸し、ミッションは成功したと発表した。今後、北京で分析し月の裏側のサンプルが確認されれば、世界初となる。中国が目指す「宇宙強国」ぶりをアピールしたかたち。

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