今月1日から中国の大型連休「国慶節」が始まった。述べ23億人以上の移動が予想される海外旅行先で一番人気が日本。かつては爆買いが話題になった中国人観光客の間で変化が見られるという。きのうの山梨・忍野八海には中国人観光客が大勢訪れた。日本の原風景を楽しむとして人気がある。一方で池には無数の硬貨が投げ込まれていた。水質汚染の懸念などから中国語含む4カ国語で禁止が呼びかけられている。周辺の店でも商品を触られる行為が頻発し対策を講じた結果、迷惑行為は減少傾向にあるという。その背景にあるとされているのが、中国のSNSに投稿されている、日本で守るべきマナーの紹介動画。ポイ捨て禁止などを訴えている。日本の文化を体験したいという人も増えており、取材した観光客は日本の清潔さや日本人の礼儀正しさなど学ぶべき点が多いと話した。穴場的人気の観光地も増えている。富山・雨晴海岸や佐賀・嬉野温泉などは注目観光地として多数の動画や画像が投稿されている。爆買いが中心だった国慶節だがSNSの影響でマナーや旅先に変化が起きている。
住所: 佐賀県嬉野市嬉野町