4月9日は子宮の日。子宮体がんの患者が増えている。ヒダノマナミさんは29歳のときに子宮体がんと診断された。診断の1年程前から不正出血があったが当時は気にしていなかったという。同僚に勧められてクリニックを受診すると子宮にポリープがあると言われた。経血が大量になり腹痛・吐き気がひどくなり救急車で搬送された。子宮体がんと診断され子宮を全摘する手術を受けた。40代から増え始める子宮体がんだが20~30代で罹患するケースも少なくない。女性ホルモンに影響されることが多くライフスタイルの変化で患者数は増加傾向にある。東京医科歯科大学の寺内教授は子宮体がんが発見されたときに妊娠や出産を経験していない人が増え子宮を温存できるかが以前に比べ大きな問題になっていると話した。子宮けいがんに比べあまり知られていない子宮体がんをヒダノさんも患者になるまで知りませんでした。自分の経験をYouTubeなどで発信し続けている。2019年の患者数は子宮体がんが1万7,880人で子宮けいがんより約7,000人多い。子宮けいがんは2年に1度検診や予防ワクチンの摂取を国が推奨しているが子宮体がんは国が定める検診はなく特有の確立した予防策もない。大切なのは早期発見で不正出血の自覚症状がある。最終的には全摘の必要があるが早期発見された人の中には妊娠・出産まで子宮を温存できる場合もある。