子宮体がんの症状について。一番は月経とは異なる出血、不正出血。子宮体がんになった人のおよそ9割に確認されたというデータもある。その不正出血について、女性の健康問題に詳しい寺内公一教授は「特に少量の出血であってもそれが持続的に続くのなら婦人科を受診して確認することが重要」とコメント。どんな人が子宮体がんになるリスクが高いのか。肥満や高血圧などの生活習慣病と関連することが知られている。妊娠や出産の経験がないことも関連する。寺内教授によると子宮体がんの原因の多くは、女性ホルモンが関係している。妊娠出産で月経が止まると、その間ホルモンに刺激される期間が短くなって、つまり子宮はその間休むことができる。ただ、妊娠出産の期間がないということは、ホルモンに刺激され続けるということになるので、1つのリスクになると考えられている。さらに、子宮体がん、若い世代でもなることがある。2020年は20代、30代で732人が報告されている。