子宮頸がんを防ぐためのHPVワクチンについて、一定期間に生まれた女性の無料接種の期限が迫る中、都は接種対象の年齢などを確認できるウェブサイトを開設した。HPVワクチンをめぐっては、接種後に体の痛みを訴えた人が相次ぎ一時積極的な接種の呼びかけを中止していたが、有効性や安全性が確認できたとしておととしから積極的な呼びかけが再開された。積極的な呼びかけが中止された期間に接種していなかった1997年度〜2007年度生まれの女性を対象に公費負担の「キャッチアップ接種」が行われており、来年3月末までの期限内に終えるにはことし9月までに1回目を打つ必要がある。