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「季節風」 のテレビ露出情報

海は、排出される二酸化炭素の3割を吸収するなど地球最大の炭素の吸収源で温暖化対策に大きな役割を果たすことが期待されている。一方、海は、地球の表面積の7割を占める程大きく、誰にも気付かれないまま環境破壊が進む危険をはらんでいる。インドネシアの首都ジャカルタから東に2000km離れたワンギワンギ島から現地の状況をリポートする。ワンギワンギ島の周辺は特に自然が豊かなことで知られており国立の海洋公園に指定されてもいる。ただ、海上に大量のプラスチックごみが浮かんでいる。海を漂うごみは島の人々の暮らしに深刻な影響を及ぼしている。
ワンギワンギ島は人口およそ6万。海洋民族のバジャウと呼ばれる人たちが暮らしている。彼らは海の上に家を建てて暮らしている。また近年では海の上を埋め立ててその上に家を建てて暮らしている人も増えてきているという。これは海とともに暮らす海洋民族ならではの暮らし方だっただが大量のごみが漂着するようになり島の人々を苦しめている。島で捨てられたものもあるが地元自治体の環境局の担当者に話を聞いたところ「ごみは西から吹く風に乗って運ばれてくる、つまり島の外から運ばれてくる」と話していた。海洋プラスチックの問題に詳しい愛媛大学の日向博文教授は「首都ジャカルタなど都市部のごみが漂着している可能性がある」と指摘している。世界銀行の推計ではインドネシアで海に流出するプラスチックごみの量は年間およそ34万トン。さらに11月はちょうど季節風が西から東の方へと吹く時期で特に、流れ着くごみの量がまさに都市部からワンギワンギ島の方へと流れ着いてしまう。日向教授によると「いったん島に漂着したごみは沖合の海流に戻ることが難しく、風向きや地形によってはこのように大量のごみが集中して滞留することになる」と話している。研究者の間では漂着ごみのホットスポットと呼ばれ今、インドネシアに限らず世界のあちこちに出現していると考えられている。バジャウは漁業で生計を立て海とともに生きる海洋民族だが、漂着ごみによってその暮らしは危機にひんしているという。

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