ツアーは福島を訪問する機会が少ない西日本の大学生たちに復興の現状を知ってもらいPRにつなげようと県が企画し、広島や大阪などの大学生19人が参加した。はじめに、大熊町にある教育施設「学び舎ゆめの森」を見学した。学生たちはこの施設で学ぶために県外から移住する人もいて、子どもの数が去年の2倍以上に増えていることなど説明を受けていた。また、双葉町に進出した繊維会社では、従業員を地元の大学や高校から積極的に採用していることなど雇用の状況について説明を受けていた。学生たちは、あさってまで福島市の果樹園や会津地方の温泉地など県内の観光地も訪れる予定。