数年に一度レベルの寒波が日本付近に居座っていて、各地に記録的な大雪をもたらし生活に大きな影響を及ぼしている。北海道芽室町では、雪に埋もれて車が動けなくなる立往生が相次いで発生。帯広市では24時間に降った雪の量が観測史上最多となるなど、災害級の大雪に見舞われている。ヤマト運輸や佐川急便は、帯広市など北海道の一部地域での荷物の預かりと配送を停止。日本郵便も「北海道での引き受け、配達に大幅な遅延が見込まれる」としている。雪は、ふだん雪に慣れていない地域にも広く長く降り続ける予想となっている。羽田空港ではJALなどで北海道や九州便を中心に欠航となるなど、交通に影響が出始めている。東京も、最強最長寒波の影響であさっては氷点下1度となる予想。灯油を買う人が増えていて、灯油代は高騰しているが売り上げは先週の2倍ほどに急増しているという。今夜は都内でも雪が降る可能性があり、注意が必要。