昭和15年、内閣総理大臣が管理する組織として「総力戦研究所」が発足し、総力戦に関する調査研究や教育訓練を行なっていた。岡田将生演じる星航一のモデル、三淵乾太郎判事が総力研究所の第一期生の研究生だった。机上演習は架空の模擬内閣を作り、研究生が大臣役を務め戦争などのシミュレーションを行ない、三淵は司法大臣担当だった。机上演習の結果、日本は米国との戦争に敗れるとの意見を採用したが、取り上げられることはなかった。滝藤賢一演じる多岐川幸四郎のモデル、宇田川潤四郎などは各占領地の司法機関に所属していた。
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