昭和11年、東郷との恋も終わり39歳になった千代は雑誌社を立ち上げ、日本初の本格ファッション雑誌『スタイル』を創刊。千代は10歳年下の新聞記者・北原武夫と出会い、北原は新聞社を辞め共同経営者としても千代の人生のパートナーとなった。戦後、『スタイル』は売れに売れ、2人の生活は派手になっていった。しかし、巨額の脱税が発覚し千代と北原は1億の借金を抱えることに。北原は金のためにどんな原稿でも書きまくるが、筆の遅い千代にそれはできなかった。千代が自分のデザインで反物づくりを始めると評判になり、反物で仕立てた着物も売り出した。そんなある日、アメリカの博覧会で着物のショーを開くことに。千代は着物にハイヒールをあわせるなどの大胆なアレンジ。千代の着物はゆく先々で絶賛の嵐。こうして千代は着物デザイナーとしても名声を手にし、昭和39年についに借金を完済した。しかし、借金がなくなり新たな人生を歩みたいという北原に別れを切り出され、再び千代は1人になる。
