自民党総裁選挙。きょう、高市経済安全保障担当大臣が立候補を表明した。高市早苗氏は衆議院奈良2区選出の当選9回。総裁選挙への挑戦は2回目。保守的な政治信条で知られ、安倍元総理大臣とも近く、閣僚や党の要職を歴任してきた。危機管理分野への投資によって、国民の安心と安全を確保し、成長分野などに戦略的な財政出動を行って、強い経済を実現すると説明した。また政治とカネの問題を受けた党改革を巡っては、「金の入りと流れから属人性を徹底的に排し、使途の公平性と公正性を担保できる仕組みを作る」と述べた。一方、選択的夫婦別姓については、過去に旧姓を使用できる環境整備を国などに義務づける法案を作成したことに触れて導入に慎重な姿勢を示した。