国頭村安波では、3軒の農家が「ニシユタカ」という品種のじゃがいもを栽培していて今、1月中旬ごろから始まった収穫が最盛期を迎えている。このうち、上原盛洋さんの畑ではきのうも、朝早くから収穫が行われていた。温暖な気候と沖縄特有の赤土で栽培されたじゃがいもは、水分を多く含むため、ホクホクの食感で、粘りが強く甘みなども特徴となっている。収穫されたじゃがいもは、近くの選果場に運び込まれ、大きさごとに分けられたあと、箱詰めされていた。JAおきなわによると、去年11月の記録的な大雨の影響が心配されたが、順調においしく生産されていて、生産量は平年並みの約170トンが見込まれているという。国頭村のじゃがいもの収穫は、来月いっぱい行われ、県内各地へ出荷される。