2025年は放送100年、その2年後には東京大学も創立150周年の節目を迎えることから、これを機にNHKと東京大学が社会的課題の解決などに向けて、今月4日に包括連携協定式が行われた。連携の背景にあるのは、複雑化し不確実性が増す時代の中で、正確で信頼できる情報を届け社会的課題を解決することなどを目指す。トップ2人が対談場所として選んだのは安田講堂。連携への期待について、稲葉会長は、会長になり1年経って痛感したのは視聴者の知的好奇心に真摯に応えていかないといけないと思っているが、今までのようなやり方では限界があると思っている。東大の知の力を借りて今我々が直面している問題の解決策の糸口も引っ張り出すことができるのではと考えている。藤井総長は、学問の中身を伝えるのは上手でないところもあるので、NHKは高度な内容であっても比較的わかりやすい形で伝えてくれるので、一緒にどうやって伝えたらいいかを作っていけると非常にいいのではなどと期待している。混迷の世界で感じている課題について、稲葉会長は「民主主義の発展に資するように」が我々の与えられた責務だが、世界中をみてみると民主主義が危機にひんしている状況にあるという。特にデジタル時代になって、明らかに違った報道を意図的にされることがされやすくなり、急速に伝播して結果的に社会の分断を招くという。公共放送の世界大会がプラハであり、フェイクニュースをどう駆逐するかが最大の論点として議論されたが、残念なことに、放送・メディアの集団だけでどうこうしようとしても解決策がなく、大学の研究している方々の力を借りてどう正しい報道を人々に提供するかに繋げていきたいという。藤井総長は、「東京フォーラム」で話題になったのは生成AIについて。そもそもAIはどういう風にできていて「何によって立っていいるのか」から紐解かないといけないが、なかなか分かってもらえないため、これは皆さんと共有して議論していくことだと考えている。
稲葉会長は3カ年の経営計画を取りまとめ、より性格で豊かなサービスの実現を目指している。一方藤井総長は、今こそ外の世界の人々と共に考え行動するべきだと訴え、従来の常識に囚われない改革を進めている。課題解決に大切なことについて、藤井総長は多様な視点が欠かせないという。稲葉会長は、新しい問題に直面したときに新しい解決策を自分の頭で考え出すことはしてきていないという。それまで色んな人が考えてきたことが実現しないで残っているので、世の中の変化で「どれが使えそうになるか」というのを選んでソリューションに使ってきたという。多様な人が多様な考えを持っていることが大事などとした。藤井総長は、フランスの研究者と研究する機会があり、フランスの研究者は「物がどう動くか」原理・理論を作ってから物を作ろうとするが、日本のエンジニアは物理的な触感で物を作ってみて上手く動かすためにどう改善すればいいかアプローチすることが多く、一緒にやると非常に良い研究が出来ることがあり、そういう経験の中から違う視点の人達と一緒にやることによって「良いものが生み出せる」と感じていたという。みんなで問題を一緒に考えてくことが非常に大事なことで、これを「対話」と呼んでいるという。
多様性を実現するためについての話題。稲葉さんは赤ちゃんにみせるような番組やシニアが見る番組と幅が広く、担当する人は急いで作る人やじっくり掘り下げてきちんと作る人を配置している。最低限のルールとして公共的なニーズにあうような意識を共通してもっているため結果的に調和がとれているように見えるとした。藤井さんは100年150年日本が近代国家として発展してきたことを振り返りながら次の150年に向けてどのようにやっていけたらいいのか考えていくという。稲葉さんは直近の30年は日本経済社会の失われた30年であるが簡単にいっていいものなのか、心外であるみたいな感情などとした。藤井さんは海を調べる技術で動よりよく知るかの研究を行ってきて、マイクロプラスチックを集めて何が含まれているかを一緒にできるとパワーアップができるとした。稲葉さんは死を迎えるというのこういうことだといたずらに悲観的にならず役に立つ情報を提供していきたいとした。連携にかける意気込みは人類社会全体が直面する課題があり一緒にやっていくことが公共的な存在としては非常に重要と思っているなどと話した。
稲葉会長は3カ年の経営計画を取りまとめ、より性格で豊かなサービスの実現を目指している。一方藤井総長は、今こそ外の世界の人々と共に考え行動するべきだと訴え、従来の常識に囚われない改革を進めている。課題解決に大切なことについて、藤井総長は多様な視点が欠かせないという。稲葉会長は、新しい問題に直面したときに新しい解決策を自分の頭で考え出すことはしてきていないという。それまで色んな人が考えてきたことが実現しないで残っているので、世の中の変化で「どれが使えそうになるか」というのを選んでソリューションに使ってきたという。多様な人が多様な考えを持っていることが大事などとした。藤井総長は、フランスの研究者と研究する機会があり、フランスの研究者は「物がどう動くか」原理・理論を作ってから物を作ろうとするが、日本のエンジニアは物理的な触感で物を作ってみて上手く動かすためにどう改善すればいいかアプローチすることが多く、一緒にやると非常に良い研究が出来ることがあり、そういう経験の中から違う視点の人達と一緒にやることによって「良いものが生み出せる」と感じていたという。みんなで問題を一緒に考えてくことが非常に大事なことで、これを「対話」と呼んでいるという。
多様性を実現するためについての話題。稲葉さんは赤ちゃんにみせるような番組やシニアが見る番組と幅が広く、担当する人は急いで作る人やじっくり掘り下げてきちんと作る人を配置している。最低限のルールとして公共的なニーズにあうような意識を共通してもっているため結果的に調和がとれているように見えるとした。藤井さんは100年150年日本が近代国家として発展してきたことを振り返りながら次の150年に向けてどのようにやっていけたらいいのか考えていくという。稲葉さんは直近の30年は日本経済社会の失われた30年であるが簡単にいっていいものなのか、心外であるみたいな感情などとした。藤井さんは海を調べる技術で動よりよく知るかの研究を行ってきて、マイクロプラスチックを集めて何が含まれているかを一緒にできるとパワーアップができるとした。稲葉さんは死を迎えるというのこういうことだといたずらに悲観的にならず役に立つ情報を提供していきたいとした。連携にかける意気込みは人類社会全体が直面する課題があり一緒にやっていくことが公共的な存在としては非常に重要と思っているなどと話した。
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